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この施設の片隅に | 2017年3月28日 |
3月も終わりが近づいてくると、花芽も開き始めます。
春はすぐそこにあって、あけはま荘の近くには菜の花が咲き乱れ、荘内の桜も花開きました。
さっそくお花見、と洒落込みたいのですが、まだちょっと風は寒いかな。
先日、あけはま荘ご利用者有志の皆様で雛人形を見に行きました。
場所は愛媛県立歴史文化博物館!
山の上に鎮座する、宇和の誇る箱物事業です。県立ですが。
いつもお世話になっていますm(_ _)mペコリ
・・・ですが雛人形は撮影禁止ですって。残念ながら写真はありません。想い出は訪れた方々の心の中に。
しかして写真撮影が可能なコーナーもあります。昔の住居の体験とか。
訪れたご利用者も昔を懐かしみ・・・って、メトセラさん(旧約聖書の登場人物:969歳)より長生きですか(笑)
あ、時代が進むと、実感できる年代も訪れますね。
さて、この1年間、今期の広報委員会でこのブログを担当してきましたが、年度が替わると委員会メンバーも交代になるので、ブログもここで一区切り、となります。
法人内人事異動も発表となり、送別会もしめやか(?)に執り行われました。
お疲れ様でした。新たな世界での御活躍を祈っています。
ブログの今後について、次年度の担当者がどのように進めていくのかはわかりませんが、今後とも宜しくお願いします。
ありがとう、ネットの片隅に、このブログをみつけてくれて。
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火曜日のカンパチだ | 2017年3月21日 |
―――タイトルに偽りがあります。カンパチではありません。ハマチです(笑)
金爆が入り込んでお困りの貴方に―――とかいう住宅メーカーのCMにでていたような、御立派なマグロ!・・・とは、いきませんが、“はまち”の解体ショーがありました。
ブリじゃないんですね(^^;)
宇和島でマグロの解体をしている女子高生にはまっけないぞぉー(負けてない、負けてないよ?)
富士産業さんの協力のもと、立派なハマチがでん!と鎮座。その全長700mm。
わくわくと見守る中、ハマチに刃が入ります。
近くで統括介護主任さんの解説が入るものの、ご利用者の方が詳しいこと(汗
明浜は海の町でもありますものね。
手際よく解体され、切り身になって、お刺身に。
―――お魚は、この後、ご利用者の皆様によって美味しくいただかれました。
テレビでよく見られるような表現になってしまいましたが、美味しかったようですよ。
さて、まずは旧館で行われた解体ショー、続いて新館でも行われました。
急いで移動します。看板ボードも一緒に、ゴロゴロ。
こちらでもみなさん食い入るように見ていました。
ちなみに、タイトルは何のことかと思われる方もいらっしゃるでしょうが、水曜日のカンパネラというバンドはライブで鹿の解体を行ったんだそうです。・・・ええ、シャレですが、なにか?
「あけはま荘」次回更新は3月28日頃を予定しています。
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銀の鍬2nd この素「葉」らしい世界に祝福を! | 2017年3月15日 |
そういえば、3月14日はお菓子屋さんの戦略の日でしたね・・・なんだか以前もこんなやり取りしませんでしたっけ。はて?
・・・・・考えても仕方が無いことなので本題に移りましょう。わざとらしい?いえいえ。
ある日のことです。小人さん(笑)がなにやら言ってきました。
小人さんなので声が小さく聞き取りづらいです。
しかしその手には大きな包丁が!(注:人に刃を向けてはいけません)
あ。はい。収穫ですね。
畑にGo!
小人さんが造ってくれた畑は、こんなに立派になりました。
畑にご執心のご利用者に率先され、白菜の収穫です。
あ、こらこら、そんなことしたらもったいないやろ!
などと、収穫の仕方にもこだわりの指示が飛んだ後、得られた白菜はご利用者の腕の中に、その存在を大きく示したのでした。
まさにへびーおぶじぇくと(重たい物体)!
他の野菜も、ちまちまと、御飯の足しにするんだと収穫され、
・・・鍋になるようです(笑)
後日、収穫した白菜を利用した鍋パーティ(収穫祭、だそうです)が行われました。
夢もお腹も膨らみますね。
ところで、そろそろ新しい「はまかぜ」の季節だとは思いませんか?
ええ、「はるかぜ」ならぬ「はまかぜ」24号(平成29年3月)が吹きました。
ご家族の皆様や関係者方には3月10日頃から順次発送、配達されています。
また、明浜の4つの公民館(狩江公民館、高山公民館、俵津公民館、田之浜公民館)および医療関係施設(狩江診療所、高山歯科、たんぽぽ俵津診療所、あじき医院)、学校関係にも順次配布されていきますので、ご近所の方はぜひご覧下さい。
もちろん、あけはま荘でも少数ではありますが配布しています。ウェルカムボードの裏に掛けてあるカゴに入っています。ミニポスター「はるかぜdeはまかぜ」(上記)が目印です。
さらに、紙媒体でなくても良い方は以下にPDF形式のファイルがありますので、そちらでもどうぞ。
A3用紙にカラー短辺閉じ両面で印刷し、1ページ目真ん中を山折にすれば配布されているものと同等になります。ただし、両面カラー印刷はインクジェットでは紙がふやけるおそれがありますので要注意です。
はまかぜ24号はこちらです。
「あけはま荘」次回更新は3月21日頃を予定しています。
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19ナインティーン | 2017年3月7日 |
全国的にインフルエンザが流行っています。御注意下さい。
高齢者施設では命にかかわりますので、ウィルスを持ち込まない・持ち込ませないに気を配っています。来荘される方は御協力下さい。
さて、先月終盤、2月の職員会が開催されました。
冒頭、副施設長からインフルエンザに関する注意が行われた後、この日の議題に移りました。
1.認知症研修
2.選抜出張報告会
3.避難訓練に関して
1.認知症の説明の中で、認知症の方への関わり方に対する3つの基本と9つの心得が紹介されました。
基本
①さらりと
②さわやかに
③さりげなく
心得
①お年寄りのペースに合わせる
②根気よく繰り返し応える
③一度に一つのことを伝える
④話すだけではなく書いてみる
⑤感情は伝わることを忘れない
⑥興味・関心があることや良いことをささやく
⑦不安や混乱の時にそばにいる
⑧触れることで安心につながることもある
⑨気分を変えるきっかけ作り
〆の言葉は「学びながらご利用者と関わっていければと思う。認知症への携わり方1つでも心に留めておいてくれれば。」でした。
2.代表4名の発表でした。
その1 回想法によるコミュニケーション
かつて経験したことを感情を伴って回想のきっかけを作り、より語りやすいようにもっていく。
その際、戦争体験は要配慮、子どもに関する話題は調査の上で行い、思い出したくないことを語らせず、秘密は厳守し、その場限りの話とし、正誤は問わないことに注意。
その2 認知症・ターミナルケアを学ぶ
BPSDの症状前には問題介護あり。
異食を問題だと思わないこと。
排便最優先の原則。
不安を取り除く。子ども扱いしない。
全てはケアをする人の他人への関わり。
時間は戻らないので日々を大切に。
見取りはマニュアル化できないのでその人に対したケアを考えて。
その3 接遇・コミュニケーション
挨拶・表情・身だしなみ・言葉・態度
グループワーク(好きなことを話す人、傾聴テクニックを駆使して聴く人、丸無視、リアクション無しで聴く人の役割りで実施)では、無視の人にムカついたという意見アリ。
その4 排泄ケア
筋肉に水分が貯蓄されるので水分量が密接に関わる。
お年よりは括約筋がゆるみ、膀胱が硬くなるため漏れて当たり前。
トイレへの過剰誘導は膀胱へ尿が溜まるのを阻害する。
紙パンツと尿取りパッドはスキンケアに悪い。
オムツ換えはされる側には恐怖なので声掛けを要す。
ひなたぼっこでセロトニンが活性化して腸の活性化につながる。
まとめとして
新しい考え方に触れることで気付きが得られると思う。
より良いケアのためにその気付きを利用しましょう。
と〆ました。
3.前々回のブログで紹介しました夜間想定避難訓練をやってみて、人数が少ない夜間ではいざ火災が起きると、大惨事になるのが目に浮かぶため、火災は絶対に起こさないという精神で挑むよう厳命されました。
訓練は昼夜想定で年2回以上義務付けられています。
火災は起きるとパニックになること必至で、マニュアル通りには出来ないので、身体で覚えるしかありません。働いている場所やご利用者の状態を把握しておくことが重要です。
その後、施設長からの報告があり、今回の職員会は終了しました。
ちなみに、表題は映画のタイトルと19時に始まる職員会をかけて。舞台となった1998年ははるか過去の話で、その10年前に想像された近未来は必ずしも実現していませんが、はるか未来人となった今の自分達は、今を、そして先の時代をすこしでもより良くすべく努力しなければなりません。
今回行われた数々の研修のようなことを繰り返し、少しずつ、すこしずつ。
「あけはま荘」次回更新は3月14日頃を予定しています。