お知らせ

2018年01月30日

老人事業部

特別養護老人ホームあけはま荘

午後七時の職員会-9月・10月

前回、今回と、2か月分ずつでまとまっています。昔の某まんがまつりなどといった映画興行は何本もの映画の集まりだったので、すごく長かったイメージがあったのですが、合計時間はおおよそ3時間位だったようです。当職員会は1回に付き1時間~1時間半なので、二つを一纏めにすると大体同じくらいなのかな、と思ってみたり(笑)

 

遅ればせながら9月と10月の職員会の様子です。

 

9月・長月・September

9月はリスクマネジメント研修です。副施設長渾身のプレゼンでした。

年度途中ではありますが、単純倍数で比較すると、昨年に対し転倒は減っているが、内出血や皮膚剥離は増加傾向にあるそうです。

移乗時のトラブルが想定されていますが、介護技術向上に向けたOJTなど頑張っていきましょう。

現状報告の後はリスクマネジメントのためのケア質向上のプロセスが説明されました。

途中、非常に難しい話もありましたが、

リスクとは軽い気持ちで行った些細なことを含める全ての事であり、それらが重大な事故・事件や訴訟に繋がるということです。

 

大切なのは前向きな気持ちです。

リスクの無い良い施設にしましょう、と締めくくりました。

対して施設長から、良い施設になるには報連相が上手くいかなければならないと追補されました。

 

その後は施設長からのお話があり、9月の職員会は終わりました。

 

 

10月・神無月(神有月)・October

 

10月には院内(荘内)感染予防に関して西予市民病院から外部講師をお呼びしての講演会が開かれました。

スタンダードプリコーション(standard precautions)標準予防策―――

全ての対象者(患者・入所者)の「血液・体液・分泌物・嘔吐物・排泄物・創傷皮膚・粘膜など」は感染する危険性があるものとして取り扱わなければならず、実践者は対象と接触する機会のあるスタッフ全員である、というものです。

基本は“一処置、一手洗い”となります。

 

感染経路には空気感染や飛沫感染、接触感染、経口感染などがありますが、接触感染においては直接のみならず、間接接触にも注意を払わなければなりません。病院などでも患者の周囲の物品に触れた後の手洗いを忘れがちになるとのことなので注意です。

感染症は1度かかると保菌者になると思ったほうがいいようです。

 

また、吸引やオムツ交換の病院での手順説明などがあり、吸引では上から順に口が最期(気管切開の場合、切開部が最優先)になります。口腔内は無数の菌があるので最期なのです。

オムツ交換では清潔斑と不潔斑の二人体制で、ティッシュを取るのは清潔側となります。また、感染症の方は最期になります。さらに便の場合、終了後には、15秒以上流水と石鹸で手洗いとなります。

最期に施設への要望として、

・感染症や感染経路を正しく理解し、正しく怖がる。「過剰に怖がる事による恐怖の伝播は危険」とのこと。

・肺炎予防のために口腔ケアを。

・限られた資源を有効に使うこと。譲ってはいけない部分は譲らない。

・来院時のマスク着用を徹底してください。着用しない場合面会をお断りします。

との注意がありました。

西予市民病院のスタッフの皆様ありがとうございました。

 

(11月・霜月・Novemberはお休みでした。内容は次回に持ち越しです。)

(12月・師走・Decemberは例年通りありません)

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