お知らせ

2017年06月20日

老人事業部

特別養護老人ホームあけはま荘

せんせいのお時間

6/13

昨年に引き続き、介護教室として明浜小学校へ出前授業をしました。

 

始めに、岩瀬施設長よりお年寄りの特徴や認知症についての説明があり、その後、認知症の症状の事例を劇にして対応として正しいものを答えてもらうクイズをしました。

職員の大根芝居にも小学生達は真剣に考えて答えてくれました。事前学習で介護について学んでいたのか、小学生達の介護についての知識に少し驚きました。

 

休憩を挟み、福祉車両見学・高齢者疑似体験・車椅子体験と3グループに分かれてローテーションで体験してもらいました。

 

福祉車両といった普段見慣れない特殊機器は、子どもにとっては未知の世界だったのかもしれません。目がきらっきらしています。リフトが動く様はさながらSFのよう。

 

高齢者疑似体験では、メガネや装具、おもりをつけてもらい、高齢者の体験をしてもらいました。

私たちが、大人用の装備をつけても、かなり「しんどい」のですが、子どもたちも「歩きにくい」「前が見えにくい」等と高齢になると身体の自由が利きにくくなることを実感している様子でした。

車椅子体験では段差の越え方を体験してもらいました。

 

出前授業を通して、介護の事を少しでも知ってもらえて嬉しかったです。

子どもたちにとってこの日の授業は、これから続く長い日々の中では些細な出来事かもしれません。ただ、この先、たとえこの業界に直接関わらないとしても、心の底に留めておいてくれれば嬉しいと思います。

 

「あけはま荘」次回は6月27日頃を予定しています。

Facebook にシェア
Pocket
LINEで送る