お知らせ

2016年05月31日

老人事業部

特別養護老人ホームあけはま荘

明浜は夜の七時

「定刻になりましたので、今月の職員会を始めます。」

 

今年度2回目の職員会です。

今回は研修委員会による接遇研修がメインテーマでした。

ご利用者の身になって考えるグループワークです。

 

ところで以前の記事で出したストレッチャーの写真を覚えていますでしょうか?

 

その答えですが、もうおわかりでしょう。

答えは、「利用者の気持ちを体験するためにストレッチャーに乗ってみる」でした。

 

問題では掲載していませんでしたが、頭側から運ばれるといかに不安かを知って貰うために頭側から運んだケースも行っております。

 

あらかじめ分けられたグループの中から、司会者、書記、発表者を研修委員が取り決め、会は進行していきます。

  

各グループで感想を取りまとめ、発表したところ、

「怖かった」という趣旨の意見が多かったようです。

  

不安定、落ちそう、無言は嫌、段差通過時に配慮を、スピードが速い、頭から運ばれると気分が悪くなる、降りるときにくらくらする、ぶつかると衝撃が強い・・・等々

中には、楽しかったという意見もあり、また、体験時に聞こえてきた感想には、頭からの方が不安が無かったとおっしゃる方もいて、なるほど、何事も経験ですね。

   

今回はストレッチャー体験の他にも言葉掛けの印象を体験してみる、という事も行いました。
強めの否定をする。同様のことを優しく言う。

   

総括の中で、単に優しい物言いにしただけではどうしようもない、とのことが言われ、

上から目線だと、誰だって怒りたくなるから、「どう言われたら落ちつくのかを考えよう」、と締めくくられました。

 

研修の他には副施設長から、行方不明者が出たときのマニュアル作りに関する提案がありました。

また、今年度のリスクマネジメント目標が提示されました。

 誤薬件数:年10件以内

 介護ミスによる事故件数:月5件以内

 重大事故:年2件以内(できれば0であるように)

 

その他、土砂災害に対する避難訓練の話など、

 


最期はいつものハイタッチで〆

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