お知らせ

2014年11月21日

本部

事業部研修会訪問記 part3

今回は、10/28(火)勤務後の時間帯を利用し、養護・障がい事業部で開催された「第3回 新人・新任職員研修会」におジャマいたしました

今回の研修は、「障害者施設における虐待の防止について」と題され、事業部の主任生活支援員2名が講師となり、

障害者虐待防止法とは…

法律が定める虐待は …

なぜ、障がい者虐待が起きるのか…

職員チェックリスト

事例

等について、進められていました。

        

『障害者虐待防止法』は平成24年10月1日に施行され、『国や地方公共団体、障害者福祉施設従事者等、使用者などに障害者虐待の防止等のための責務を課すとともに、障害者虐待を受けたと思われる障害者を発見した者に対する通報義務を課す』とされています

西予市も『西予障害者虐待防止センター』を設置され、法人内の『相談支援事業所 希望の森』が、休日・夜間の連絡先(0894-62-5500)になっています

虐待は、

特定の人や家庭・場所に限らず、どこででも起こる可能性があります                                                                                                                            虐待をしている人に、虐待をしている認識がない場合があります                                                                                                       虐待されている人が虐待だと認識できないので、自ら被害を訴えられない場合があります

ということを踏まえたうえで、虐待にはどのようなものがあるのか確認し合いました

 全社協「障害者の虐待防止に関する検討委員会」が出されている『職員セルフチェック』、『早期発見チェックリスト』を各自でチェック

  

 チェック後、日々の業務の中で自分自身のかかわり方はどうなのか…、今後どんなことに注意してかかわっていくのか…また、かかわりの中での悩みなど、意見を出し合いました

 実際にあった事例を耳にし、職員が利用者の障害特性やおかれている状態を適切に 把握したうえでの支援が大事であるということ、万が一、虐待と思われる行為の現場に遭遇したときに声を挙げる勇気を持つということ、イライラから虐待に繋がるケースが多いということで、ストレスを溜めない・同じ職場の仲間として相談し合える環境が大事であるということなど、再確認できました

 今回の研修テーマである『虐待』については、新人・新任職員のみならず、施設全体で取り組むことで、自分そして施設内のことを見つめ直す良き機会に繰り返し研修を実施することで、虐待に対する意識づけ・意識改革になるのでは…と思いました。

皆さん、お疲れさまでした

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