お知らせ

2014年08月13日

本部

第2回 メンタルへルス研修会

8/5(火)管理者(リーダーを含む)対象に

『できる上司は部下の話が聴ける-組織の発展元気力はコミュニケーションから‐』

と題し、前回に引き続き(一社)日本産業カウンセラー協会四国支部 シニア産業カウンセラー 田中節子先生をお迎えし、約90名の職員が一同に会し、メンタルヘルス研修会を開催いたしました

まず始めに、管家理事長の挨拶があり、       

①メンタルヘルスの現状の理解                                                                              ②ライン(役職者)ケアの理解                                                                                                                            ③役職者役割の聴く能力開発 ‐「聴くことの重要性」について体験を通じて学習する‐                                                                                                                                                            を目的にスタートいたしました

 職場生活において強い不安や悩み、ストレスを感じている労働者が増えている一方で、平成24年度 職場における心の健康対策に取り組んでいる事業所の割合は47.2%と半数に満たない現状。改めて、メンタルヘルス対策を推進する意義等を説明していただき、自分たちの職場が働きやすい職場なのかどうか、考えさせられる時間となりました

 

働きやすい職場をつくるのは、上司の役割。リーダーである本日参加した職員一人ひとりがキーパーソンであるということ。

 ストレスは、一人ひとり違うということ。                                                                                                          その人の性格や体質、生まれ育った環境や経験、人生観や価値観などによってストレスの受け取り方が違うから。

うつ病                                                                                                          うつ病にも色々なタイプが出現している。中高年が中心だった「従来型のうつ 」に青年層が中心の「新型うつ」へ。「新型うつ」は「従来型うつ」とは特性や対応が違い、管理職の世代から甘えや怠けと捉えられ、対応が遅れがちになる。私たち管理職は「新型うつ」について知り、何よりも社員を「育て直す」意識を持って接していかなければならないという気持ちになること。

 

ライン管理者の役割                                                                                                                                  1)職場のコミュニケーションを良好に保つ                                                                   2)職員に関心を寄せ、話を聴く                                                                                                           3)個人差を理解する             など

「傾聴」〜相手の世界を心の目でとらえ、魂で感じ、相手の存在そのものを受け止める〜                 傾聴の効果  信頼関係を作る  本音が聞ける関係性を築くことが必要                                  「聞く」と「聴く」の違い                                                                                               傾聴の技法のポイント

                                                                                                                                                                         など、分かりやすく説明いただきました。

そして、                                                            二人一組となり、「話し手」「聴き手」、「部下役」「上司役」それぞれの役を演じ合いました。

   

最後に、清家常務よりひと言。

予定時間をも超えるほど、充実した研修会となりました。

研修会に参加した職員から                                                メンタルヘルスについては、今後もそれぞれの事業所で取り組んでいく必要性を感じた                最近の若い子は…と思っていたが、『新型うつ』であろうという事が分かった。堂々巡りになる気がするが、相手の本当の気持ちを知るには聴き手に徹することが重要だと知った                       傾聴の大切さをいま一度思い出しました                                     と、いう声が聴かれました。

本日の学びをそれぞれの現場に持ち帰り、実践していきたいと思います。

最後に…田中先生 ありがとうございました

9月は16・17・24日の3日間 、メンタルへルス研修会を予定しております

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Facebook にシェア
Pocket
LINEで送る